賢草日本語研究会について
賢草日本語研究会は、国語学や日本語学にまつわる、個人ではおそらく二度と集めることのできないであろう小林 賢次、小林 千草の二人が遺した多くの本、資料、文献を整理し、今後の学問の発展のために研究者や学生、大学院生、向学の一般の方々等へ閲覧開放する事を主な目的として設立されました。
今後、「賢草文庫」としてデータの公開や閲覧の受付を行ってまいります。
小林 賢次・千草について
小林 賢次
1943年、群馬県に生まれ、新潟県十日町市で育つ。
1970年、東京教育大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程中退。1985年佐伯国語学賞を受賞。1987年(旧)東京都立大学助教授、1991年教授。1999年「狂言台本を主資料とする中世語彙語法の研究」で(旧)東京都立大学より文学博士の学位を取得。2005年(旧)東京都立大学名誉教授、京都女子大学教授、2007年早稲田大学教育・総合科学学術院特任教授。2012年日本語学会会長。大修館書店「明鏡国語辞典」編集委員として「問題な日本語」の執筆するなど、現代語にかかわる著作もある。
主な著書(著書一覧)
『日本語条件表現史の研究』(ひつじ書房)
『狂言台本とその言語事象の研究』(ひつじ書房)
『狂言台本を主資料とする中世語彙語法の研究』(勉誠出版)
『問題な日本語』(大修館書店、共著)
小林 千草 / 千 草子
1946年生まれ、京都育ち。
1972年、東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了、大妻女子大学、横浜国立大学、文教大学などの非常勤講師を経て、1993年成城大学短期大学部助教授、1998年教授。2004年東海大学文学部日本文学科教授、2012年より特任教授(2015年3月定年退職)。1985年佐伯国語学賞受賞、2001年「中世文献の表現論的研究」で東北大学文学博士、2002年同著で新村出賞受賞。
千草子(せん・そうこ)の筆名で文芸作品を多数執筆、能・狂言に関する評論やエッセイも多い。
主な著書(著書一覧)
『日本書紀抄の国語学的研究』(清文堂出版)
『中世のことばと資料』(武蔵野書院)
『伊達政宗、最期の日々』(講談社)
『絵入簡約源氏物語』全三巻(平凡社、千 草子との共著)
『於大と信長』(福武書店、千 草子)
最新のお知らせ(お知らせ一覧)
蔵書リストの一部公開を再開いたしました。現在はごく一部の書籍のみ検索可能となっておりますが、今後随時アップデートしてまいりますので、お待ちください。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
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